【Model H】NELLのハイエンドマットレス!評判・体験レビューあり

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NELL(ネル)マットレスから新しく発表されたハイエンドモデル「Model H」。

ちょうどNELLを検討していたり、マットレスを新調しようとしたいた人にとっては気になる話題かと思います。まだ情報があまりない中で、ハイエンドモデル「Model H」を申し込む勇気もないという方も多いのではないでしょうか。

このページでは、過去に様々なマットレスを体験してきた私がNELLマットレスの新商品「Model H」の素晴らしい点を説明します。また、既に使用した人の口コミも併せて紹介します。

著者情報
高野 綾太

上級睡眠健康指導士

【上級睡眠健康指導士】

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

  • 177cm
  • 70kg
  • 標準体型
  • 身長:177cm
  • 体重:70kg
  • 標準体型

詳しいプロフィール

目次

NELL(ネル)マットレスModel Hとは?

NELLマットレス新作の「Model H」

今、日本のマットレスメーカーで最も勢いのある「NELL」というブランドから、2022年8月5日に発表された新商品が『Model H』です。

従来のNELLマットレスは「良い製品を比較的手を出しやすい価格で」のような立ち位置でしたが、今回のModel Hは海外の最高級ブランドにも対抗できるレベルの上位モデルとなっています。

商品名にある「H」の由来は、正式には書かれていませんが「ハイエンド」や「ハイグレード」、もしくは「ホテル(のような寝心地)」から来ていると考えられます。

これだけでも非常に良質なマットレスだと想像できると思いますが、詳しい構造や機能性についてさらに深掘りしていきます。

NELLマットレスModel Hの機能性・構造

NELLマットレス新作の「Model H」の構造

3層ポケットコイルによる高い体圧分散性

NELLマットレス新作の「Model H」のポケットコイル
※実物とは多少異なります

コイルが一つ一つ独立して動く構造をポケットコイルマットレスといいますが、Model Hではそのコイル層を3層に分けています。全て異なる品質を組み合わせ、理想の寝心地や機能性を実現しています。

3層にコイルを採用しているマットレスは世界で見てもほとんどなく、超高級ブランドの最上位モデル(90万円以上)くらいです。

使用しているコイル数はダブルサイズで4,000個以上と、業界トップクラスのボリュームです。寝転がった際の体圧を上のコイルが分散し、それを下のコイルが分散し、さらにそれを一番下のコイルが分散する、という理想的な体圧分散性を誇っています。

また、反発力もある上に、腰部分のコイルが硬めに作られているので、寝返りがしやすく体の負担を軽減してくれます。

最適な体温調整でずっと快適

ポケットコイルは空気をよく通す構造なので、37cmの極厚マットレスでも高い通気性があります。睡眠中のイヤな熱のこもりを効率よく逃がして快適に眠れます。

また、冬には保温・保湿機能のある綿が大活躍します。一年通して、朝まで心地よく眠れるのは非常に大きなメリットです。

へたりにくく寝返りのしやすい高密度ウレタン

詰め物の一部に採用されている「高密度ウレタン」とは、ウレタンの中でも品質の良いものです。中身が詰まっているので簡単にはつぶれず長く使えます。

また、押し返す力も強いので、NELLが大事にしている「寝返り」に対しても良い影響をもたらします。寝返りに必要な力が軽減されるので、自然と寝返る回数も増えて血流の滞りを防いだり、体温調整を促します

詰め物によって、良い意味で”バネ感”のある寝心地がなくなり、贅沢な睡眠が得られます。

贅沢なキルティングカバー

NELLマットレス新作の「Model H」のキルティングカバー

まるでホテルのようなボリュームのキルティング。宙に浮くような感覚で、毎日リラックスできます。

最高級マットレスでよく採用されるようなキルティングカバーがNELLのModel Hでも採用されています。

抗菌・防臭・防ダニ機能で長く衛生的

詰め物には抗菌や防臭、防ダニ機能を含んだ素材が入っており、衛生面もかなり力が入っているのが特徴的です。

長く良いものを使うために通気性・衛生面が徹底されています。

NELLマットレスModel Hの口コミ・評判

発売前ですが、NELLの会社繋がりで経営者の方々が既に使用しているようです。株主や販売前のモニターのような形でしょうか。

文章は短いですが、実際に使用している方が感想を述べていますので引用して紹介します。

睡眠の質が上がった

気持ち良くて寝すぎる

https://twitter.com/nogutaku/status/1555402889299824640?s=20&t=8UmScC7o1KfzKtKDvFKgQg

最高のマットレス


明らかに満足度が高いのが伝わってきます。やはり、最高級ブランドのマットレスに匹敵するほどの寝心地のようです。

今度も一般販売がされ、ユーザーの口コミを見つけ次第、このページを更新します。

NELLマットレスModel Hの値段とサイズ展開

サイズコイル数価格(税込)
シングル2,756350,000円
セミダブル3,365400,000円
ダブル4,028450,000円
クイーン4,648550,000円
キング5,512600,000円
NELL「Model H」の価格表

高級マットレスであることは間違いありません。

ただ、わかりやすく説明すると、この値段は海外の高級ブランドの相場で考えると1/2以下(1/3近く)の値段です。正直、コスパが良いなんてレベルではありません。圧倒的にお得で、いつかは絶対に買うべきマットレスと言っても良いほどです。(詳しくはこの後の感想で述べます。)

10年保証が付いていますので、シングルサイズを月換算すると【3,750円/月】です。さらに言うと、10年の保証になっていますが、ポケットコイルは非常に耐久性が高いので実際は10年以上使い続けられると思います。

その辺のサブスクで毎月このくらいの値段は払っているのではないでしょうか。正直、かなりおすすめです。

NELLマットレスModel Hの感想・体験レビュー

実際に個別体験会でModel Hを体験しましたので、触れたからわかる感想をお伝えします。

過去に様々なマットレスを体験してきた上での内容ですので、参考になるかと思います。

宙に浮いているような寝心地

NELL(ネル)マットレスModelHに仰向けで寝る筆者

上の画像だけでも、包まれているような感覚が少し伝わるかと思います。実際に寝てみた感想としても、ふわふわ浮いているような寝心地でした。

「トッパーにもコイルがある」というと硬い寝心地なのではないかと思う方もいるかもしれませんが、それは構造次第で全然変わってきます。

Model Hのトッパーにあるコイルは、ボトムのコイルと比べるとコイル一つひとつの間隔が広いのがわかると思います。この広さが寝返りのしやすさと寝心地の良さを両立する秘訣のようです。

スクロールできます
NELL(ネル)マットレスModelHトッパーのサンプル
Model Hトッパーのサンプル
※実物とは多少異なります。
 NELL(ネル)マットレスModelHボトムのサンプル
Model Hボトムのサンプル
※実物とは多少異なります。

包まれる感覚なのに寝返りもしやすい

NELL(ネル)マットレスModelHで寝返りを打つ筆者

ふんわりと包まれる寝心地のマットレスの多くは「寝返りがしづらい」というデメリットがあります。オリジナルのNELLマットレスでは寝返りのしやすさを重要視していたので、包まれるようなModel Hではその良さが無くなってしまっていないのか気になっていました。

しかし、Model Hは寝返りもしやすくて感動しました。

トッパーのマイクロコイルによって「包まれる感覚なのに寝返りがしやすい」という不思議な感覚になります。

通気性が高くかなり快適

体が接している部分にイヤな熱のこもりを感じることはありませんでした。夏に体験したのに非常に快適だった印象です。

NELLマットレス新作の「Model H」の構造

理論上も、ポケットコイルは空間が多くて通気性が高いため、よくあるウレタンマットレスよりも蒸れにくい構造になっています。NELLマットレスのModel Hは全体の厚さが37cmですが、そのうち22.5cmがコイルでできているので、贅沢な厚みがあっても通気性が良いのはわかるかと思います。

睡眠時にかく汗を効率よく放湿できないと体温が下がりきらず、浅い眠りになりかねないため通気性は個人的に重要視しています。寝心地・寝返り・通気性と完璧な機能性のModel Hでしたので、値段以上の価値を十分に感じました。

日本人に寄り添っている

日本の会社が開発しているため、日本人のための工夫が凝らされていると感じました。

  • 圧倒的な通気性
  • 腰痛や肩こりに悩む人へのアプローチ
  • 今まで以上に贅沢な睡眠体験

湿気の多い日本で衛生的に使用できる構造や、日本人がよく悩んでいる体の痛みの解決、睡眠意識がやや低い日本人のより良いリラックスタイム。

多くの日本人が求めていて欲しくなる製品だと感じました。

ホテルで試せるも最高

NELLのModel Hは全国各地のホテル・旅館で導入されていて試すことができます。(一部素材が変更されているホテルがあります。)

【Snow Peak FIELD SUITE SPA HEADQUARTERS】
URL:https://www.snowpeak.co.jp/fieldsuitespa/hq/
住所:新潟県三条市中野原456-1

【南紀白浜温泉 ホテル川久】
URL:http://www.hotel-kawakyu.jp/
住所:和歌山県西牟婁郡白浜町3745

【新海花亭いずみ】
URL:https://kaikatei.co.jp/
住所:静岡県伊豆市土肥2914-6

【BIO-RESORT HOTEL&SPA O Park OGOSE】
URL:https://opark.jp/
住所:埼玉県入間郡越生町上野3083-1

【MEGURU|巡】
URL:https://www.chillnn.com/17d9d6fbcd13ab
住所:沖縄県石垣市川平1218-87

体験会のみだと朝まで実際に寝ることができないため、ホテルで試せるのはありがたいと感じました。とても贅沢な時間を過ごせること間違いありません。

※Model Hが導入されている客室に関しては各施設までお問い合わせください。

REGALIA「ザ・レガリア」の約3倍コスパが良い

有名ブランドのスリーS(シーリー、サータ、シモンズ)よりも高級とされるREGALIA(レガリア)というブランドには、NELLのModel Hと同じ3層のポケットコイルマットレスが存在します。

NELL(ネル)マットレス「Model H」に似ているREGALIA(レガリア)「ザ・レガリア」の値段
REGALIA「ザ・レガリア」の値段
REGALIA(レガリア)「ザ・レガリア」の構造
REGALIA「ザ・レガリア」の構造

「ザ・レガリア」というモデル。その値段はシングルサイズで約100万円です。

Model Hは35万円~ですので、およそ1/3の価格。それほど値段が異なると「性能が全然違うのではないか」と思われるかもしれませんが、むしろザ・レガリアにはない通気孔や名入れ刺繍、長期保証などを考えるとModel Hの方が優っているように感じます。

レガリアを考えると、NELLマットレスのModel Hはいかにコスパが良いかがわかると思います。

か、買いたい…!!!!

このサイト運営のためとかではなく、純粋にプライペートのマットレスとして買いたい…。笑

予算を気にしない方はこれを買っておけば良い気がします。。コスパが良すぎます。この記事を書いていてより強く感じました。

NELLマットレスModel Hの注意点

現在、個別体験会は開催していない

9月に個別体験会を開催していましたが、現在では終了しています。今後は都内に限らず、エリアを変えて開催を予定しているようなので、随時SNSやホームページをチェックすると良いでしょう。

また、実際に個別体験会に行ってきた筆者の感想も以下のページでまとめていますので気になっている方はご覧ください。

受注生産のため3ヶ月程度かかる

高級ブランドのように注文が入ってからひとつひとつ生産するため、注文から納品まで3ヶ月ほどかかるようです。

従来のNELLマットレスは早ければ1週間程度で届きましたが、Model Hは時間がかかるため注意しましょう。

返品・返金・キャンセルはできない

従来のNELLマットレスは120日間の完全無料トライアルが付いていたため、自宅で試して合わなかったら代金が戻ってきました。

NELLはそれが大きな特徴でもあったのですが、今回のModel Hは受注生産ということもあり返品や返金、注文後のキャンセルはできないのでご注意ください。

分割払いに対応していない

通常モデルのNELLマットレスでは3回の分割払いが対応していますが、Model Hには対応していません

高価なため、Model Hこそ分割で購入したいところですがご注意ください。

NELL「Model H」の気になる質問

ショールームにはいつでも行ける?

Model H個別体験会に申し込んだ方のみ行けます。(現在は申し込みできません)

詳しくみる

いずれ個別体験会が開催されると思いますので、随時SNSをチェックしておくと良いかと思います。
→Model H公式ページ

個別体験会では他の参加者もいる?

いません。一組ずつじっくり体験できます。

シーツは必要?

シーツは必須だが、厚めの敷きパッドなどは寝心地が変わってしまうため△

詳しくみる

ボトムやトッパーの生地は簡単に洗うことができないためシーツは必須です。替えのシーツも用意してこまめに洗濯するのが理想です。

敷きパッドやベッドパッドは厚いものだとModel H本来の寝心地の良さを感じられなくなってしまうため、おすすめできません。

トッパーなしでも使える?

使えるけどメリットは少ない。

詳しくみる

トッパーはボトムと繋がっていないため使わないという選択もできますが、考え抜かれた理想的な寝心地ではなくなるためメリットは少ないです。

トッパーなしだと硬めの寝心地で、バネを感じやすくなっています。

同じレベルのマットレスは他ブランドだといくら?

構造が似ているREGALIA「ザ・レガリア」はシングルで100万円程度

詳しくみる

Model Hはシングルで35万円ですので、比較すると3倍近く値段が違います。

Model Hの価格がこれだけ抑えられていると、「ザ・レガリアには全然及ばないのではないか」と思うかもしれませんが、NELLマットレスは代理店を介さず直接消費者へ届ける『D2C』という形態のため大幅に値段を抑えられているようです。

また、担当者の方とお話しして、「性能も価格も含めて全て良いものを世に出そうとしている」と感じました。スペック的に安い物ではないですが、良いものを高い値段で売るのではなく、消費者に寄り添った値段にしている印象です。

どんなお手入れをすればいい?

トッパーのローテーションとシーツの洗濯

詳しくみる

半年に1回トッパーの上下もしくは表裏を変えることで、一箇所だけヘタるのを遅らせることができます。(ボトムをローテーションさせることは推奨されていません。)

シーツは見えない汚れや菌が繁殖しますので最低でも1週間に1度は洗濯することをおすすめします。

名入れ刺繍に入れられる文字は?

半角アルファベットと数字、一部記号のみ

詳しくみる

文字数はスペースや記号を含め最大17文字です。

使用できる記号↓

  • ,(コンマ)
  • .(ドット)
  • /(スラッシュ)
  • &(アンド)
  • ()(まる括弧)

NELLマットレスModel Hは1年ほど前から出回っていた

実は今回発表されたNELLのModel Hは、1年ほど前から繋がりのある人たちに使ってもらっていたようです。

NELLマットレスの社長も「自信がある」とコメント

先程のツイートに対し、NELLマットレスの会社の代表である土井 皓貴さんが引用リツイートでコメントを残しています。

NELLマットレスは掛け布団も発売予定?

以前、NELLマットレスの会社の代表の方が掛け布団に関するツイートもしていました。

現在でも、NELLには掛け布団はないため新商品となります。気になる発売時期はまだ詳しくはわからないようですが、2022年の冬までには販売開始したいと言っています。

枕なども販売されて、ベッド一式をNELLで揃えられるようになる日が楽しみですね。

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