NELLマットレスは直置き可能?する際の3つの注意点

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NELLマットレスは直置きしても大丈夫?理由と注意点を説明します。

できるだけ出費を抑えたい!
NELLマットレスはベッドフレームなしでも平気?

高野

NELLは安い買い物ではないので予算オーバーする方もいますよね。
このページではNELLの直置きについて分かりやすく説明します!

著者情報
高野 綾太

上級睡眠健康指導士

【上級睡眠健康指導士】

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

  • 177cm
  • 70kg
  • 標準体型
  • 身長:177cm
  • 体重:70kg
  • 標準体型

詳しいプロフィール

目次

NELLマットレスは直置きできる?

NELLマットレスの使用方法として、直置きは公式でも推奨されていません直置きすることでマットレスと床の間の隙間がなくなると、通気性が悪くなってカビの発生の原因にもなってしまいます。また、直置きすることでマットレスに床のホコリが付着し、汚れたりホコリっぽくなってしまうと衛生面でも良くありません。

NELLマットレスを使用する際には、通気性を確保するために「すのこタイプ」のベッドフレームを使用することをおすすめします。公式サイトによると、「すのこの隙間が7㎝以内であり、かつ床からの距離が7cm以上あるベッドフレームが理想」とのことです。

【NELLマットレスで推奨されているベッドフレームの条件】板と板の間が7cm以内
すのこの隙間が7cm以内
【NELLマットレスで推奨されているベッドフレームの条件】床との間(高さ)が7cm以上
床からの距離が7cm以上

床板(マットレスと接する板)に隙間のないタイプのベッドフレームの場合は、カビが好む湿気を予防するために除湿シートを使うことで対策できます。

床板(マットレスと接する面)がすのこ状になっていないベッドフレーム

万が一、NELLマットレスを直置きで使用する場合は、月に2回ほど壁にマットレスを立てかけて風通しするとカビの発生予防に繋がります。さらに、マットレス用のシーツを敷くことで、ダニのエサとなるホコリや髪の毛などがマットレスに付着するのを抑えることが出来ます。こまめなシーツ替えで清潔で心地の良いマットレスを保つことが大切です。

NELLマットレスを直置きする際の3つの注意点

側面のシワもなくなっている。

床に近いためほこりっぽく感じる

NELLマットレスを直置きした場合、一番感じやすいのは「ほこりっぽさ」です。一般的にベッドフレームを使用した際のマットレスの位置は床から40~50cmほどですが、マットレスのみで就寝する場合はフレームが無いぶん床に近いため、床から舞い上がったほこりを感じやすいのです。

NELLマットレスの厚さは約20㎝。ほこりは床から20~30cm程の所を漂っている為、マットレスを直置きすると就寝中もほこりを浴びてしまうことになりかねません。ハウスダストによるくしゃみや目のかゆみ、喘息などを引き起こす場合もあるので、NELLマットレスの直置きは推奨できません。

熱がこもりやすくなり、睡眠が妨害される

NELLマットレスを直置きして使用する場合、間接的に睡眠の質が落ちてしまいます。人の体は眠るとき、体温が低下することで上質な深い眠りに入ることができますが、マットレスを直置きすると、床の間から逃げることが出来なかった熱はマットレス内にこもり続けてしまうのです。すると、睡眠時の体温が下がらず、深い睡眠が妨害されてしまいます。良質な睡眠を保つためにもNELLマットレスの直置きは、できる限り避けた方が良いでしょう。

湿気が溜まりやすくカビの原因となる

NELLマットレスの直置きはカビの発生も引き起こしてしまいます。何故ならマットレスの直置きは「人間が発する気化熱からの湿気」と「マットレスと床の間の温度差が生じさせる結露による湿気」でカビの繁殖に適した高温多湿な環境を作り上げてしまうからです。

寝室に発生しやすいカビであるアスペルギルスは、時に重度のアレルギー反応を起こす菌です。健康のことを考えると、やはりカビ予防のためにもマットレスの直置きはおすすめできません。

→NELLマットレスの公式サイト

NELLマットレスを長く使うための3つのポイント

NELLマットレスで寝返りしている筆者

湿気を対策する

NELLマットレスを長く使うために重要なのは湿気対策です。高い通気性を持ち合わせたNELLマットレスですが、過剰な湿気環境に晒されればウレタンのへたりが早まったり、カビが生えたりしてしまいます。マットレスを湿気から守るには以下の3つの方法が有効です。

①2週間に一度、マットレスを立てかける

人は夜寝ている間にコップ一杯分の汗をかきますが、マットレス内はその寝汗を徐々に吸い込むことで多湿状態となりやすい環境です。日々の湿気を逃がすため、面倒でも2週間に1度は立てかけることでマットレスを長持ちさせることが出来るでしょう。

②すのこのベッドフレームを使用する

すのこベッドフレーム

すのこのベッドフレームは床板(マットレスと接する板)がすのこ状になっており、板と板の間に隙間がある構造をしているため、通気性が良く湿気がこもりにくいという特徴があります。近年では樹脂素材のすのこのベッドフレームも販売され、耐久性・抗菌性・手入れの安易さといった面で人気があるフレームです。

→ベッド・マットレス専門店【neruco】で探す

③除湿シートを敷く

除湿シート

NELLマットレスの湿気対策には除湿シートを使用することも有効です。除湿シートはマットレスとベッドフレームの間に敷くことでマットレスの湿気・カビ予防になるだけではなく、ベッドフレームが湿気で傷むことも防いでくれる便利なアイテムです。

→西川「除湿シート からっと寝」はこちら

細菌・ダニ対策をする

布団乾燥機

NELLマットレスを長く使う為には細菌やダニへの対策も必要です。いくら良質のマットレスでも、菌やダニだらけになってしまっては使い続けることも出来ません。

そこで、やっかいな細菌・ダニを効率的に退治できるのが布団乾燥機です。細菌やダニは高温多湿な場所を好みますが、50℃以上に熱せられると死んでしまいます布団乾燥機は50℃以上の温風を送り続けることが出来るため、細菌・ダニ対策として非常に優秀なアイテムとなっています。

しかし、この高温はマットレスを傷めてしまう原因になることもあります。NELL公式サイトのよくある質問では、

耐熱試験を行っていないため、熱を伴うお手入れは推奨しておりません。

布団乾燥機や電気毛布などによる加熱のしすぎや故障などにより、マットレスがダメージを受けた場合は弊社の定める保証対象外となりますので、自己責任でのご使用をお願いいたします。

NELL公式サイト – よくある質問

と、マットレスの保証対象外となってしまう可能性があるので、布団乾燥機の使用には気を付けた方が良さそうです。

UV-Cライト

保証対象外となるのは嫌だ、でもダニ対策はしっかりしたい。
という方におすすめしたいのがUV-Cライトを用いた製品です。UV-Cライトは高温にはならずに紫外線を使ってダニ対策をするので、安心してマットレスを使い続けられます。

→レビュー記事を見る

汚れを防ぐ

寝汗や皮脂汚れ、おねしょなどの汚れはマットレスの劣化を早める原因となってしまいます。NELLマットレスを長く使い続けるためには、事前に汚れの防止をした方が良いでしょう。例えばマットレスプロテクターはマットレスが汚れることを防ぎ、防ダニの効果もあります

→おすすめのプロテクターはこちら

更にその上にボックスシーツ・おねしょパッド・敷きパッドを使えば、十分にマットレスを守ることが出来ます。

NELLマットレスにおすすめのベッドフレーム

出来るだけ値段を抑えたい方におすすめ

通気性の良いすのこのベッドフレームです。低価格ながらもヘッドボードは2口コンセント付き。小物が置けて、ブックシェルフも付いているのでサイドチェスト要らずの便利なフレームになっています。脚の長さを変えるだけで3段階に高さ調節もでき、体の大きさや用途によって自分好みの高さにできます。耐荷重も200kgまでと、かなり大柄な男性でも対応できるほどの頑丈さもあり、衛生面や上部さの面からNELLマットレスにおすすめのベッドフレームと言えるでしょう。

→この商品を詳しく見る

汎用性が高く、長く使えるベッドフレーム

引き出し収納付きのベッドは引き出し部分に湿気がたまりがちですが、こちらのベッドフレームは収納部分もすのこで出来ているのでいつでも通気性の良い状態が確保できます。また、すのこの収納部分は敷き布団やマットレスを置くことでベッドとしても使用可能。一人暮らしの方はもちろん、兄弟のベッドとして。小さなお子様との添い寝用として。来客用の簡易ベッドとして。様々な年代の様々な使い方に対応できるベッドフレームになっています。

→この商品を詳しく見る


このページは以上となります。

NELLマットレスを検討している方は、ぜひ私のレビューや口コミも参考にしてみてください。

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