NELL(ネル)マットレスのハイエンドモデル「Model H」の個別体験会に実際に行ってみました。結論からいうと、とてもオシャレな空間でどんな質問にも丁寧に対応してもらえました。Model Hならではの良さもハッキリと感じることもできます。
ただ、ショールームで自由に見るのではなく”個別体験会”なので、「気になっているけど気が引ける…」と感じている方もいるのではないでしょうか。
このページでは気になっている方へ向けて、リアルな個別体験会の雰囲気や実際に行ってみた感想など、イメージがつきやすいように書いています。ぜひ参考にしてみてください。
本ページは主に個別体験会の雰囲気や感想をお伝えしているため、NELLマットレスModel Hの機能性や価格などは以下のページをご覧ください。
NELL(ネル)Model Hショールームへのアクセス
NELL「Model H」個別体験会は9月中のみ開催されていましたが、今回は特別に8月中にお邪魔させていただきました。
体験会が開催される場所は、NELLマットレス(株式会社Morght)のオフィス兼ショールームです。AUSPICE OMOTESANDO(オースピース表参道)という建物の3階がNELLのオフィス・ショールームとなっています。
〒107-0062
東京都港区南青山3丁目8−14
AUSPICE OMOTESANDO 3F
- 東京メトロ千代田線「表参道駅」 徒歩7分
- 東京メトロ銀座線「外苑前駅」徒歩7分
私は外苑前駅から向かいました。思っていたよりも人通りが少なく静かな場所にありました。
(2022年8月時点)1, 2階は空きテナントとなっており、3階がNELLのオフィスです。
階段で行けるのは2階までとなっているため、NELLのショールームに行くにはエレベーターを使います。エレベーターは正面からだと見えにくいのですが階段の裏にありました。
入るとすぐにエレベーターがあるのですが、乗る前にインターホンで「301」を指定してNELLのオフィスに連絡をいれることで3階へ案内されます。
NELL「Model H」ショールーム・個別体験会の雰囲気
オフィスとは思えないほどの綺麗なデザインです。立派な観葉植物と暖かい照明が印象的でした。
画像手前がエレベーター。左奥がマットレスが展示されているショールームとなっています。オフィスとは基本繋がっていて、社員の方達がお仕事をされています。
こちらが実際のショールーム。手前にオリジナルのNELLマットレス、奥にハイエンドモデルのModel Hが展示されています。(通常はModel Hにもシーツ等かかっています。)
個別体験会では最初に担当者の方から製品の説明をしていただきました。ハイエンドモデルならではの魅力やこだわりを実際に触れながら知ることができます。
個別体験会というと少し緊張するかもしれませんが、どんなことでも気軽に質問できるような雰囲気で終始丁寧に対応していただけます。
また、靴を履いた状態でも、脱いだ状態でも体験しました。気軽に試したい方も、Model Hのリアルな寝心地を体験したい方も寝転がれます。(靴を履いたまま寝転がった時はブランケットを敷きました。)
オリジナルのNELLマットレスもその場で体験できるため、Model Hと比較がしやすい環境になっています。
NELLマットレス「Model H」を体験した感想
宙に浮いているような寝心地
表面はふんわりとした寝心地で、寝転がると浮いているような感覚になります。
一般的なマットレスは「乗る」という感覚があると思いますが、NELLマットレスModel Hではそれを感じませんでした。それがすごく心地よく、毎日の疲れを癒してくれる場面を容易にイメージできました。
包まれる感覚なのに寝返りもしやすい
ふんわりと包まれる寝心地のマットレスの多くは「寝返りがしづらい」というデメリットがあります。オリジナルのNELLマットレスでは寝返りのしやすさを重要視していたので、包まれるようなModel Hではその良さが無くなってしまっていないのか気になっていました。
しかし、Model Hは寝返りもしやすくて感動しました。「包まれる感覚なのに寝返りがしやすい」という不思議な感覚になります。
その不思議な感覚のヒミツは、トッパーの「マイクロコイル」にありました。トッパーにコイルを使う事で寝返りのしやすさを担保し、さらにコイルの間隔をあえて空ける事でふんわりとした寝心地を保つことができているようです。
寝返りがしやすいと睡眠時に自ずと寝返りの回数が増えて、朝起きた時に体の痛みを感じにくくなります。体のしびれやコリ、腰痛などの軽減にもつながりますので、リラックスだけじゃなくケアとしても向いているマットレスだと思いました。
うつ伏せでも寝苦しくない
仰向けか横向きで寝るという方は多いと思いますが、実際は寝返りを打っていて一晩でさまざまな寝方をします。うつ伏せ寝はリラックスできる反面、胸のあたりが圧迫されて苦しくなることもあります。
うつ伏せはマットレスの影響をもろに受けますが、Model Hでは軽く支えられているためうつ伏せの圧迫が限りなく少なかったです。
「うつ伏せは寝姿勢としてはあまり良くない」とわかっていても私はたまにしてしまうので、個人的にうれしいポイントだと感じました。
通気性が高くかなり快適
一晩使ったわけではないですが、体が接している部分にイヤな熱のこもりを感じることはありませんでした。夏に体験したのに非常に快適だった印象です。
たしかに理論上も、ポケットコイルは空間が多くて通気性が高いため、よくあるウレタンマットレスよりも蒸れにくい構造になっています。NELLマットレスのModel Hは全体の厚さが37cmですが、そのうち22.5cmがコイルでできているので、贅沢な厚みがあっても通気性が良いのはわかるかと思います。
睡眠時にかく汗を効率よく放湿できないと体温が下がりきらず、浅い眠りになりかねないため通気性は個人的に重要視しています。寝心地・寝返り・通気性と完璧な機能性のModel Hでしたので、値段以上の価値を十分に感じました。
このページは個別体験会の感想ですので、Model H本体の詳しいスペックが気になる方はこちらのページを参考にしてください。
NELLマットレス「Model H」の気になる質問
- ショールームにはいつでも行ける?
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現在は開催されていません。
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今後はエリアを変えて開催されるようなので、最新の情報はNELLの公式SNSやホームページからご覧ください。
- 個別体験会では他の参加者もいる?
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いません。一組ずつじっくり体験できます。
- シーツは必要?
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シーツは必須だが、厚めの敷きパッドなどは寝心地が変わってしまうため△
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ボトムやトッパーの生地は簡単に洗うことができないためシーツは必須です。替えのシーツも用意してこまめに洗濯するのが理想です。
敷きパッドやベッドパッドは厚いものだとModel H本来の寝心地の良さを感じられなくなってしまうため、おすすめできません。
- トッパーなしでも使える?
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使えるけどメリットは少ない。
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トッパーはボトムと繋がっていないため使わないという選択もできますが、考え抜かれた理想的な寝心地ではなくなるためメリットは少ないです。
トッパーなしだと硬めの寝心地で、バネを感じやすくなっています。
- 同じレベルのマットレスは他ブランドだといくら?
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構造が似ているREGALIA「ザ・レガリア」はシングルで100万円程度
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Model Hはシングルで35万円ですので、比較すると3倍近く値段が違います。
Model Hの価格がこれだけ抑えられていると、「ザ・レガリアには全然及ばないのではないか」と思うかもしれませんが、NELLマットレスは代理店を介さず直接消費者へ届ける『D2C』という形態のため大幅に値段を抑えられているようです。
また、担当者の方とお話しして、「性能も価格も含めて全て良いものを世に出そうとしている」と感じました。スペック的に安い物ではないですが、良いものを高い値段で売るのではなく、消費者に寄り添った値段にしている印象です。
- どんなお手入れをすればいい?
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トッパーのローテーションとシーツの洗濯
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半年に1回トッパーの上下もしくは表裏を変えることで、一箇所だけヘタるのを遅らせることができます。(ボトムをローテーションさせることは推奨されていません。)
シーツは見えない汚れや菌が繁殖しますので最低でも1週間に1度は洗濯することをおすすめします。
- 名入れ刺繍に入れられる文字は?
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半角アルファベットと数字、一部記号のみ
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文字数はスペースや記号を含め最大17文字です。
使用できる記号↓
- ,(コンマ)
- .(ドット)
- /(スラッシュ)
- &(アンド)
- ()(まる括弧)
Model H個別体験会、今後の予定は?
個別体験会は9月中にのみ開催されていましたが、現在は体験できません。
ただし今後は、「エリアを変えるなどして不定期で開催を予定しています。」とプレスリリースで書かれているので、関東圏以外の方も体験できるタイミングがあるかもしれません。
最新情報に関してはNELL公式のSNSやホームページでお知らせされます。こまめにチェックされると良いかと思います。