「エアウィーヴのマットレスの寿命は何年なの?」
マットレスは安い買い物ではないので、何年使えるのか気になるところです。エアウィーヴの寿命年数について、詳しく解説していきます。エアウィーヴをできるだけ長く使う方法や、劣化を見極めるポイントも紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
エアウィーヴの耐久年数・寿命は何年?へたりやすい?
公式サイトによると、エアウィーヴ製品の寿命は7年程度となっています。
一般的な寝具同様、長期間使用できます。
お客様の体形・体格、ご使用状況により異なりますが、およそ7年程度利用可能です。 ※20~30回/日寝返りをうつと想定し算出しております。
※マットレスパッドの場合、下に敷く寝具の影響を大きく受けます。
エアウィーヴ公式サイト
公式サイトでは余裕をもって書かれている傾向にあり、正しく使っていれば実際は7年以上使える可能性もあります。マットレスの中では、比較的へたりにくい製品といえるでしょう。エアウィーブ製品は寝具に多いウレタンではなく、エアファイバーというポリエチレン樹脂でできています。エアファイバーは90%以上が空気のため、通気性抜群で蒸れにくいのが特徴です。そのため、カビが生えにくく、寿命も長くなるのです。
エアウィーブ製品には、マットレスや座布団など、さまざまなアイテムがありますので、それぞれの製品の寿命を詳しく解説していきます。
ベッドマットレスの寿命
ベッドマットレスの寿命は7~10年程度です。エアウィーヴからは厚みの違う製品が、数種類販売されています。マットレスの厚みが厚いほど、繊維1本1本にかかる荷重が少なくなります。そのため、厚みがあるマットレスほど寿命は長くなるといえるでしょう。
折りたたみ・三つ折りマットレスの寿命
エアウィーヴからは、折りたたみのできる三つ折りタイプのマットレスも販売されています。マットレス自体の寿命は、ベッドマットレスと同じく7年~10年程度です。ただし、中材の入れ替えができ、定期的に入れ替えることでより長く使うことができます。中材はシャワーで洗うことも可能なので、清潔に保つことができるでしょう。
マットレスパッドの寿命
マットレスパッドの寿命は3~7年程度です。マットレスパッドは、他のマットレスに重ねて使うため、下に敷くマットレスの耐久性によって、寿命も変わってくるでしょう。ただ、下のマットレスを買い替えれば、エアウィーヴのマットレスパッドはそのまま使い続けることも可能です。
敷き布団の寿命
エアウィーヴの敷き布団は6~8年が寿命です。布団乾燥機にも対応しているほどの耐熱性なので、熱による劣化には強いといえます。ただ、敷き布団はエアファイバーの厚さが4.5㎝~5㎝と、マットレスに比べると薄くなります。そのため、ベッドマットレスと比較するとへたりを感じやすいでしょう。
枕の寿命
エアウィーヴの枕の寿命は2~3年程度です。マットレスの寿命と比べると短く感じますが、一般的な枕の寿命としては、平均的な数値でしょう。枕の使い方や、お手入れの仕方によっても変わってきますが、2~3年経つとへたりが出てくるケースがほとんどです。
座布団の寿命
座布団やクッションの寿命は1~2年程度となります。マットレスや布団に比べると薄いうえに、人によっては10時間以上座る際に使うという人もいます。かかる荷重が大きいため、どうしてもへたりやすくなるのです。
エアウィーヴのへたりを復活させるには?
エアウィーヴに限らず、マットレスは使っているうちにだんだんとへたってきます。へたったマットレスを復活させる方法があれば知りたいところですが、残念ながらへたりは復活させることはできません。へたっているということは、中材の分子が壊れてしまっているということだからです。製品がへたってきたのは、劣化のサインです。そのまま使い続けると、腰痛や肩の痛みの原因となってしまいます。質の高い睡眠のためにも、早めの買い替えを検討しましょう。
エアウィーヴの寿命・耐久性を延ばす3つのコツ
寿命がきてしまったエアウィーヴを復活させることはできませんが、普段の使い方によっては寿命を延ばすことができます。エアウィーヴをできるだけ長く使うためにも、普段から下記の点を意識するようにしましょう。
- 上下・表裏のローテーション
- 耐熱ではないので高温を避ける
- 座らない、乗せない
上下・表裏のローテーション
最初のポイントは上下・裏表のローテーションをすることです。ローテーションせずに使うと、毎回同じ箇所に体重がかかってしまいます。負荷がかかる箇所を分散させることで、へたりを遅らせることができるのです。ただし、下記の製品は上下で硬さが異なるため、表裏だけ変えて使うようにしましょう。
- エアウィーヴ01
- エアウィーヴ02
- エアウィーヴ 四季布団 和匠
- エアウィーヴ 四季布団 和匠・二重奏
ベッドマットレスの表裏を変えた時は、内側に敷いているパッドも変えるようにしてください。
耐熱ではないので高温を避ける
エアウィーヴはシャワーで洗って、清潔な状態を保てるというメリットがあります。ただし、耐熱ではありませんので高熱を避けるように注意しましょう。洗うときは、40度以下のぬるま湯で洗うようにしてください。また、干すときにも陰干しをして、直射日光に当てないようにしましょう。
布団乾燥機や湯たんぽ、電気毛布を使う場合も注意が必要です。エアファイバーは樹脂製素材で高熱に弱いので、魔ならず40度以下に設定するようにしてください。高温を避けて使うことで、エアウィーヴの寿命を延ばすことができるでしょう。ただしエアウィーヴ四季布団シリーズは耐熱強化モデルなので、布団乾燥機なども使うことが可能です。
座らない、乗せない
最後のポイントは「座らない、乗せない」という点が挙げられます。荷重をかければかけるほど、エアファイバーの分子結合が壊れてへたりの原因となります。マットレスの上に物を置いたり、ソファ代わりに座ったりすることは避けましょう。特に小さな子供がいる場合は注意が必要です。反発があるので、ついついマットレスの上で飛び跳ねたくなってしまいますが、衝撃を加えると寿命は短くなります。できるだけ衝撃や荷重をかけないことで、エアウィーヴのへたりを遅らせましょう。
エアウィーヴの保証でへたり交換できる?
エアウィーヴの製品には保証がついています。マットレスの中の素材は3年間、枕については1年間が保証期間です。初期不良はもちろんのこと、通常使用において規定以上の変形を起こした場合は保証の対象となり、代替品や同等品と無償交換してもらえます。ただし、不注意や間違った使用方法をしていた場合は保証の対象外です。また、経年劣化による自然なへたりについても、保証の対象とはなりません。保証の対象かどうかは、購入店舗に直接問い合わせてみましょう。購入時のレシートや保証書は交換時に必要になりますので、捨てずに手元に置いておくようにしてください。
エアウィーヴの替え時は?劣化を見極めるポイント
エアウィーヴの替え時については、中材のエアファイバーの劣化を見極めることがポイントです。具体的には下記のような状態になると、劣化が生じているといえるでしょう。
- 寝心地が変わった
- 目に見えるほどへたっている
- 朝起きると以前よりも身体が痛い
エアウィーヴは一般的なマットレスと比べると、通気性がよくカビが生えにくいので衛生面の心配はまずありません。中材がへたってきたときが、マットレスの替え時といえるでしょう。劣化したマットレスは、睡眠の質を低下させますので、早めの買い替えを検討してください。
まとめ
エアウィーヴの寿命や替え時について解説してきました。エアウィーヴの寿命は7年程度が平均です。中材がへたってきたと感じたら、早めに買い替えを検討しましょう。エアウィーヴのマットレスは他のマットレスと比較しても、決してへたりやすいということはありません。使い方や普段のお手入れ方法によっては、長期にわたって使用することも可能です。正しく使って、エアウィーヴのマットレスを長く愛用してください。