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【睡眠指導士が伝えたい】マットレスで「睡眠の質」が変わるとは言えない。

値段の高いマットレスを使うと深い眠りがとれるのかな?

どこかこのような疑問を感じていませんか?

結論から言いますと、どれだけ良いマットレスを購入したところで眠りは深くなりません。これは上級睡眠健康指導士であり、マットレス比較サイトの運営も手がけている筆者だからこそハッキリと言えることです。

なのでこのページでは、マットレスと睡眠の質の関係性についてわかりやすく説明します。さらに、「それでも睡眠により良いマットレスを選びたい!」という方へ向けた内容も記載しておりますので参考にしてみてください。

著者情報
高野 綾太

睡眠健康指導士(上級)

【上級睡眠健康指導士】

睡眠とマットレスの専門家。デジタル時代に「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。マットレス診断はLINEから

睡眠とマットレスの専門家。デジタル時代に「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。マットレス診断はLINEから

  • 177cm
  • 70kg
  • 標準体型
  • 身長:177cm
  • 体重:70kg
  • 標準体型

詳しいプロフィール

目次

そもそも「睡眠の質」とは?

実は、様々なところで耳にする「睡眠の質」には明確な定義がありません。一般的に言われる「睡眠の質」とは、

  • 寝付きの良さ
  • 眠りの深さ
  • 寝起きのスッキリ感
  • 日中の体調や気分

など、睡眠に関係する全てをまとめて表しています。「寝つきの良さ」や「眠りの深さ」といった根本的なことや、「スッキリ感」や「日中の体調・気分」といった主観的なことも混ざっています。

なので、一言で「睡眠の質が上がる」というのはあまりに抽象的なのです。

このページでは睡眠にとって重要なポイントである「寝付き」や「眠りの深さ」から掘り下げていきます。

※以下、寝つきの良さと眠りの深さを「睡眠の質」とまとめます。

マットレスで睡眠の質は変わらない?

「マットレスと睡眠の質の関係性」の研究はほとんどない

現在私は上級睡眠健康指導士として活動しており、職業柄さまざまな睡眠に関する研究論文を読み続けていますが、マットレスに限らず「寝具と睡眠の質の関係性」についての研究はほとんど存在しません多少はあるものの、対象人数が十分でなく、規模として信頼していいエビデンスレベルものはありませんでした。

もしかしたら、「寝具によって根本的な睡眠の質改善が見込めない」ということがある程度わかっているため研究に大きなお金をかけられないのかもしれません。

マットレスで眠りは深くならない

「寝具と睡眠の質の関係性」の研究は少ないですが、マットレスの有無・または種類の違いで眠りの深さがほぼ変わらないことはある程度わかっています。

では、何が眠りの深さに関わっているのかというと、「生活習慣」や「持病」です。そのため、乱れた生活習慣や抱えている持病を改善すれば、眠りは深くなる可能性が高くなります

つまり、外的要因で眠りの深さを変えるのは難しく、睡眠を変えるには内部から体の調子を整えていかなければなりません。ダイエットや筋力トレーニングなどと同じようにアイテムはあくまでも補助的な役割であり、1番重要なのは健康への意識を変えることです。

また、ひとつ注意してほしいのは「深い眠りだけが良い」というわけではありません。大切なのは、深い眠りと浅い眠りの睡眠サイクルが正常に行われることです。睡眠は、深い眠りと浅い眠りを交互に繰り返すことで、脳と体に休息をもたらします。

深い眠りだけではなく浅い眠りにも大切な役割があるため、深い眠りばかりに固執する必要はないということです。「浅い眠り」は決して”悪”ではないことを知っておいてください。

しかし、誰もが分かっているように、浅い眠りばかりが続いても良いはずはありません。

浅い眠りは、加齢による神経の働きの変化やホルモンの分泌能力の衰えにより引き起こされやすくなります。そのため、歳を追うごとに徐々に深い睡眠はとりづらくなっていき、正しい生活習慣を送っていても若者のように深い眠りが取れないことは覚えておくとよいと思います。

まとめると、どれだけ良いマットレスを使っても眠りの深さは大して変わらず、重要なのに生活習慣や持病の改善だということです。

マットレスで寝付きが良くなるケースはある

マットレスは眠りの深さと直接的な関係はありませんが、寝つきが良くなるケースは充分にあります。

なぜなら、寝付きにはメンタル面も大きく関わっているからです。質の良いマットレスで横になったときに深いリラックスが得られて副交感神経が優位になります。寝室という空間が好きになり、寝ること・横になることが楽しみになります。

さらに、不眠の悩みがある人は通常ならベッドに入ると緊張してしまいますが、気持ちの良いマットレスによって緊張がほぐれやすいのです。「眠れなかったらどうしよう」といった不眠への恐怖心は軽減され、自然に寝つきが改善されるケースも多くあります。

マットレスが睡眠に与える影響やメリットは?

①寝転がった時の心地よさ(リラックス感)

質の良いマットレスには「肌触りの良さ」や「適切な寝姿勢」といった、体が心地良いと感じる条件がそろっています。

たとえば、旅行先で寝たホテルのマットレスの肌触りや寝心地の良さに、感動した経験のある人も多いかと思います。このように、自宅にも感動レベルの心地良いマットレスがあれば、日々深いリラックスが感じられストレスの軽減に役立つのです。

②睡眠時の寝姿勢

質の良いマットレスには優れた 体圧分散性 があります。

体圧分散性とは、横になったときに体の重い部分(頭・背中・腰)の体圧を分散させ、体の一部のみに負担がかからないようにする機能のことです。

体に負担がかからないというだけではなく体圧を一定に保ってくれることにより、背骨や背筋を自然にまっすぐに伸ばしてくれる機能もあります。背骨や背筋をまっすぐにしてくれるということは、正しい寝姿勢で体の歪みを防いでくれることにも繋がります。

姿勢は起きているときはもちろん、長い時間を過ごす睡眠時にも健康に大きな影響をもたらします。すなわち、睡眠時の良い寝姿勢を保てるマットレスは、健康を支える大事なアイテムのひとつと言えるのです。

③快適性

マットレスがもたらす快適さは、睡眠にとって重要なポイントです。質の良いマットレスを快適に感じる理由のひとつに、「通気性」が挙げられます。

マットレスは厚手のものがほとんどですが、質の良いマットレスなら蒸れないための対策が必ず施されています。そのため、通気性の良いマットレスがあればサラリとした感触が気持ち良いだけでなく、熱のこもりによる寝苦しさの解消にも繋がります。

また、マットレスによる寝返りの打ちやすさも快眠へ繋がる大きななポイントのひとつです。睡眠中に姿勢を変える寝返りは無意識のうちに行われることがほとんどですが、体にとって大切な役割があります。

寝返りのメリット
  • 体をほぐし血行不良を予防する
  • 寝具の空気を入れ替える

そのため、寝返りの打ちにくい寝具では体が凝ってしまい、慢性的な痛みを発症するなど大きく体調を崩しかねません。

つまり、質の良いマットレスは体への負担や不快さを取り除いてくれる快適性が高いため、日中の活動にも大きく貢献するのです。

④睡眠への意識向上

質の良いマットレスを購入することで睡眠に対する意識が変わります。長年なんとなく使い続けている寝具に対して「睡眠の質に対する期待感」や「眠りが楽しみになる気持ち」は生まれませんが、質の良いマットレスを思い切って買ってみると、睡眠への関心が急上昇します。

そのため、ハイブランドの服や時計を買ったらファッションへの意識が高まるように、質の良いマットレスを買ったら睡眠や健康への意識は自ずと高まります。この行動は科学的にも証明されており、人の自然な心理作用から来るものです。

この心理作用によって、質の良いマットレスを購入すれば「マットレスの良さをフルで発揮させたい」という欲求が生まれ、睡眠時だけではなく無意識のうちに快眠へと繋がる1日を過ごすようになるのです。

「マットレスで睡眠の質が変わるのか?」に対する筆者の結論

マットレスによる影響で眠りの深さが変わることはありませんが、リラックス感によって寝付きの良さなら充分に改善する可能性があります。また、マットレスを買ったことによる睡眠意識の向上も、睡眠の質を高めるための大切な要素を含んでいます。

睡眠意識の向上
  • 健康への関心
  • 睡眠への正しい知識欲求
  • 睡眠時間の確保

これらの理由で、間接的ではありますが睡眠の質を高めることを期待できます。

そして、人間の3大欲求である「睡眠」は、ほかの欲求と同じくさまざまな悩みが潜み、多くの人が頭を抱えています。さらに、人の体は睡眠が十分でないとほかの欲求も正しく作動しないシステムです。

すなわち、質の良いマットレスとは「睡眠の質を上げる」と言うより、「生活全体の質(QOL)を高める」と言った方が正しいでしょう。

「生活全体の質(QOL)を高める」というのは現代人にとって最大のテーマのひとつ。その一役を担うため、マットレスを生活の一部として取り入れるのはとても良い手段です。

睡眠に良い影響をもたらすマットレスの選び方

寝返りのしやすさ

寝返りのしやすさは、睡眠において重要なポイントです。なぜなら、寝返りというのはただ単に寝相が悪くなる行動ではなく、体の負担を軽減し血行不良を防ぐ大切な役割があるからです。

また、マットレスの機能で寝返りに関わってくるのは、「反発力の高さ」です。反発力の高いマットレスの素材(種類)は以下の通りです。

ちなみに、低反発のマットレスは体に馴染む感覚が気持ち良いですが、寝返りのしやすさはあまり期待できません。

通気性の良さ

通気性の良さも重要なポイントです。蒸れを防ぎ、熱のこもりによる寝苦しさを解消するだけではなく、カビやダニを防ぐ衛生面においても機能を発揮します。

汗のかきやすさ、ハウスダストアレルギーの有無などを考慮して、自分に合ったマットレスを見つけてください。

通気性の良いマットレス素材

腰のサポート

腰痛に悩む人には、「普通〜やや硬め・硬め」のマットレスをおすすめします。

なぜかというと、柔らかいマットレスだと体の重い部分である腰は沈んでしまい、腰の凝りや疲労、血行不良の原因となってしまうからです。

また、全体ではなく腰を支える部分だけが硬くなった「センターハード構造」のマットレスもおすすめです。センターハード構造は主に、ポケットコイルとウレタンマットレスに採用されています。

サポート力があるマットレス素材

腰痛はそのときに痛みがあるだけでなく、内臓にも影響を及ぼす原因となり、体全体の体調をも左右します。

寝ているときの腰のサポートは一時的ではなく、長い人生を健康に生きるにあたり大きな味方となりますので、マットレスを選ぶ重要なポイントとして覚えておきましょう。

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