ストレートネックの人向けのおすすめ枕10選!選び方のポイントも解説

当ページの一部リンクには広告が含まれています。広告によってコンテンツ内容が変わることはありません。

近年、ストレートネックの人が増えてきているという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。スマホ操作やデスクワークが多い現代社会では、頸椎のアーチがなくなるストレートネックに悩む人が少なくありません。ストレートネックの人のお悩みのひとつが、睡眠時の枕です。ぐっすり眠るためにも自分に合った枕を見つけましょう。当記事では、ストレートネックの人におすすめの枕をご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

著者情報
高野 綾太

上級睡眠健康指導士

【上級睡眠健康指導士】

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

  • 177cm
  • 70kg
  • 標準体型
  • 身長:177cm
  • 体重:70kg
  • 標準体型

詳しいプロフィール

目次

ストレートネックと枕の関係

人間の人生は3分の1が睡眠時間だと言われています。それだけ長い時間を睡眠に費やすのですから、快適な睡眠環境を整えることは重要なのです。ストレートネックの人にとって枕が重要なのは、主に下記の2点の理由からです。

  • 睡眠時の疲労回復
  • 睡眠時の寝姿勢

睡眠時の疲労回復

睡眠は日中の疲労を回復するうえで非常に重要です。ストレートネックの人は日中も常に首への負担が大きいため、睡眠中は修復を図らなければなりません。しかし、体に合わない枕の場合は、修復するどころか症状を悪化させてしまう可能性があるのです。自分に合った枕でぐっすり眠ることで、日中に首にかかった負担をしっかり取り除きましょう。

睡眠時の寝姿勢

首にはカーブがあり、寝ている間でもそのカーブを維持しておくことが大切です。横向き寝はカーブが維持しづらいので、仰向けで寝る方が良いと言われています。立っている時に近い寝姿勢で眠れる枕を選ぶことで、睡眠中の回復力を高めることができるでしょう。

ストレートネックの人が枕を選ぶポイント

高さ

高すぎたり低すぎたりする枕は、頸椎のカーブを維持できません。仰向け寝をしたときに、頭の中心と肩の中心がまっすぐになるような高さの枕を選びましょう。頭の大きさや形によっても適切な高さが異なるので、バスタオルを重ねてみて自分にベストな高さを探してみてください。

硬さ

枕が柔らかすぎると頭が沈み込んでしまいます。反対に、硬すぎると頭が浮いてしまい、首や肩の負担になります。そのため、適度な硬さで、寝返りが打ちやすい枕を選ぶようにしましょう。自分に合った硬さが分からない人は、硬さ調整ができる枕を選ぶのもひとつの方法です。

サイズ

寝返りを打った際に頭が落ちないよう、横幅の広いサイズの枕を選ぶことも重要です。せっかく最適な高さと硬さの枕を選んでも、頭が落ちてしまっては意味がありません。目安としては、頭3つほどの幅がある枕を選びましょう。最近ではワイドサイズの枕なども出ているので、寝返りが多い方はそのような枕もおすすめです。

型崩れのしにくさ

枕がヘタってしまうと、弾力性が失われてしまいます。せっかくストレートネックの人向けの枕を選んでも、首に負担がかかってしまうでしょう。できるだけ耐久性が高く、ヘタりにく枕を選ぶことで、長い期間使うことができます。もしヘタってしまった場合には、首への負担を軽減するためにも早めに買い替えるようにしましょう。

ストレートネックの人におすすめの枕10選

スクロールできます

ブレインスリープ

ブルーブラッド

エアウィーヴ

トゥルースリーパー

エマ・ピロー

ロフテー

RAKUNA

無印良品

GOKUMIN

ニトリ
価格(税込)

16,500円

9,980円

13,200円

16,280円

19,600円

27,500円

16,280円

4,990円~

3,998円

5,990円 5,690円

素材ポリエチレンウレタンフォームポリエチレンウレタンフォームウレタンフォームポリエステル
ポリスチレン系複合樹脂
ウレタンフォーム(炭配合)ポリエステルウレタンフォームウレタンフォーム
硬さマットレスの硬さ。ベース面:やや硬め、コンフォート面:ふつう硬さ:やや柔らかめマットレスの硬さ。ベース面:やや硬め、コンフォート面:ふつう硬さ:柔らかめ、やや柔らかめ硬さ:普通硬さ:「柔らかめ」と「ふつう」硬さ:普通硬さ:やや柔らかめ硬さ:やや柔らかめ硬さ:普通
サイズ幅:60cm
奥行:36cm
高さ:8cm
幅:65cm
奥行:40cm
高さ:
【首部分】約11cm
【頭部分】約5.5cm
【サイド部分】約14cm
幅:約80cm
奥行:約33cm
高さ:5~7cm
【シングル】
幅:90cm
奥行:68cm
高さ:9cm

【セミダブル】
幅:115cm
奥行:68cm
高さ:9cm

【ダブル】
幅:140cm
奥行:68cm
高さ:9cm
幅:63cm
奥行:43cm
高さ:6~12cm
※3段階で高さ調節可能
幅:60cm
奥行:40cm
幅:74cm
奥行:59cm
高さ:13.3cm
幅:60cm
奥行:40cm
幅:53cm
奥行:32cm
高さ:4~11cm
幅:75cm
奥行:63cm
高さ:12cm
重量0.76kg(梱包含)非公開約1kg約1.4kg~1.61kg0.78kg~(梱包含)非公開0.69g(梱包含)約1.2kg約1.7kg
保証返品保証:なし
品質保証:1年
返品保証:30日
品質保証:なし
返品保証:30日
品質保証:1年
返品保証:60日
品質保証:1年
返品保証:100日
品質保証:3年
返品保証:30日
品質保証:なし
返品保証:7日
品質保証:なし
返品保証:なし
品質保証:なし
返品保証:なし
品質保証:1年
返品保証:14日
品質保証:1年

ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニング

首のラインが枕にフィットするように作られたウェーブ構造により、頸椎を正しい位置に戻すサポートをしてくれます。硬さが3つのエリアで異なっており、中央が『ふつう』、両端が『かため』になっているのが特徴です。実際に使用してみましたが、両端は弾力がかなりあるので、睡眠中の寝返りをサポートしてくれるでしょう。

→ブレインスリープ ピロー ネックコンディショニングはこちら

ブルーブラッド|Trinity

『4Dピロー』とも呼ばれている枕で、硬質ウレタンの芯が枕の内部に埋め込まれています。それにより、寝ている間も首をストレッチできるので、ストレートネックの方だけでなく肩こりや首のこりにお悩みの方にもおすすめです。低反発ウレタンとジェルを融合した「ブルーブラッド」という特殊素材を使用しているので、フィット感と寝返りの打ちやすさを実現しています。

→ブルーブラッドTrinityはこちら

エアウィーヴ ピロー スリム

薄めの高さで、首や肩に負担が少ないように設計された枕です。中には2枚のシートコアが内蔵されており、自分の頭に合う高さに調整することも可能です。シートコアは『かため』と『やわらかめ』があるので、自分の好みの硬さに変えながら使用しましょう。また、横幅が80cmと、たっぷりあることで睡眠中の寝返りを妨げません。

→エアウィーヴ ピロー スリムはこちら

トゥルースリーパー セブンスピロー

人間工学に基づき、頭から背中までをしっかりサポートできるようなウェーブ構造になっている枕です。奥行約68cmのロングサイズで、首や肩に負担が集中するのを避けてくれます。高さ調整シートが入っているので、自分に合わせた高さに調整することも可能です。なお、衝撃吸収性と復元性に優れた独自の低反発素材を使用しており、睡眠時の体圧を分散してくれます。

→トゥルースリーパー セブンスピローはこちら

エマ・スリープ|エマ・ピロー

エマ・ピローは3層構造になっており、6cm~12cmまで2cmごとに4段階で高さを変えられます。低めの枕が合いやすいストレートネックの方でも、使いやすい枕といえるでしょう。また、マットレス同様、100日間の返品保証期間が設けられているので、実際に試せるというのも大きな特徴です。実際に使用してみましたが、ちょうど良い硬さの枕なので首や肩に負担がかかりにくいと感じました。

→エマ・ピローはこちら

ロフテー|ソフィットピロー

浅田真央さんが愛用していることでも知られる、ロフテーのソフィット枕はストレートネックの人にもおすすめの枕です。首元が頸椎に合わせて緩やかなカーブになっているので、隙間ができにくく、首や肩への負担を軽減できます。ふんわりやわらかな感触のポリエステルわたと、ぴったりフィットする適度な硬さのエラスティックパイプの2種類の素材から選ぶことが可能です。

→ロフテーソフィットピローはこちら

RAKUNA|整体ネックポールピロー

めざましどようびでも紹介された「整体ネックポールピロー」は、肩こりや首のこりだけでなく、巻き肩のケアにもぴったりの枕です。枕についているネックポールが、就寝中に胸を開いてくれるようになっています。また、首のカーブをキープし、まるで整体施術を受けているような状態で就寝することが可能です。

→RAKUNA整体ネックポールピローはこちら

無印良品|頭を支える沈み込み過ぎないふっくら枕

「頭を支える沈み込み過ぎないふっくら枕」の低めタイプは、もちもちした柔らかな寝心地が特徴の枕です。枕の中心には芯材が入っているので、やわらかめの枕でも底つきしにくい構造になっています。枕の外側は綿100%のニット生地を使用しているため、夏でも蒸れにくく爽やかな睡眠を実現できるでしょう。

→無印良品 頭を支える沈み込み過ぎないふっくら枕はこちら

GOKUMIN|プレミアム低反発枕

「熱可塑性エラストマー」という医療器具にも使用されるジェル素材と、低反発ウレタンを組み合わせた素材を使用した枕です。人間工学に基づいた特殊形状が特徴で、あごの位置を上げることで頸椎を自然なカーブに導いてくれます。高さ調整シートを採用しているため、4cm~11cmまで4段階での高さ調整が可能です。

→GOKUMINプレミアム低反発枕はこちら

ニトリ|肩・首・背中も支える枕

背中から頭を支えられるような設計の枕で、睡眠中の首・肩への負担を分散させます。内側に入っているウレタンシートを出し入れすることで、高め・低めの2段階に高さを調整することが可能です。低反発ウレタンを使用しており、もっちりしたやわらかな寝心地になっています。どんな寝姿勢にも対応して、体にフィットしてくれるでしょう。

→ニトリ肩・首・背中も支える枕はこちら

睡眠の質を上げるならマットレスも重要

ストレートネックの人は、普段から首や肩に負担がかかっています。そのため、夜は質の良い睡眠を取ることで、日中にかかった負担を取り除きましょう。質の良い睡眠を取るためには、枕だけでなくマットレス選びにも注意が必要です。肩こり対策ができるマットレスもありますので、ぜひそういったマットレスを使うことで疲労を回復させましょう。

ストレートネックの人向け枕のよくある質問

ストレートネックの人は枕なしで寝ると治る?
悪化する可能性もあるので、注意が必要です。

高すぎる枕は首が前に傾きすぎてしまうので、首を痛めるリスクが高くなります。かといって、枕なしで寝ると、首を支えられないので寝違えの原因になってしまいます。低めの枕で、首を支えてあげるようにしましょう。

楽天のおすすめランキング上位の枕は?
ストレートネックの人の枕はどんなのが良い?
かためで低い枕を選ぶのがおすすめです。

やわらかすぎる枕は、頭が沈み込むため首や肩への負担が大きくなります。寝返りを打ちやすいよう、ある程度の弾力がある枕がおすすめです。また、高すぎる枕は首が前に傾きすぎるので、避けるようにしましょう。

ストレートネック向け枕のタオルでの作り方は?
バスタオルを折って、枕にするだけです。

ただし、枕の高さが合わなかったり、寝ている間にずれてしまったりすると首を痛める可能性があります。ストレートネックが悪化することもあるので、枕の使用がおすすめです。

ストレートネックの人の正しい寝方は?
横向き寝がおすすめです。

頭から首が直線にならなくて済むので、仰向けよりも横向きがおすすめです。ただし、自分に合った枕を使っている場合は、仰向け寝でも問題ありません。

まとめ

ストレートネックにお悩みの方は、体型に合わせて最適な枕を選ぶことが必要です。ストレートネックの人向けに開発された枕であれば、首や肩の負担を軽減させることができるでしょう。とはいえ、ストレートネックの人全員が同じ枕で合うとは限りません。自分に合った枕を見つけて、快適な睡眠を実現しましょう。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次