先日行ったホテルで使われてたマットレスが、シモンズの『ゴールデンバリュー ピロートップ』でしたので、実際に触れてみて感じたことをお伝えします。
「一般的なマットレスとは何が違うのか?」
「値段以上の価値があるのか?」
気になる疑問が解決するとうれしいです。
価格(税込) | 205,700円 |
タイプ | ポケットコイル |
硬さ | |
厚さ | 32.5cm |
耐久年数 ※推定 | 10年程度 |
重量 | 約28.0kg |
保証 | 返品保証:なし 品質保証:2年間 |
サイズ | シングル セミダブル ダブル クイーン キング |
体圧分散 | ●●●●◐ 4.5 |
寝返りの打ちやすさ | ●●●●● 5.0 |
起床時の体の軽さ | ●●●●● 5.0 |
通気性 | ●●●●◐ 4.5 |
寝心地 | ●●●●● 5.0 |
耐久性 | ●●●●● 5.0 |
カバーの肌触り | ●●●●● 5.0 |
腰痛軽減度 | ●●●●◐ 4.5 |
底付き感のなさ | ●●●●● 5.0 |
平均評価(快眠度) | 4.83 / 5.0 |
※平均評価が4.1以上のマットレスは特に筆者が満足した製品です。
前半ではシモンズのゴールデンバリューについて詳しい説明、後半では口コミやレビューを書いています。
やや長めの記事ですので、下の目次からお好きなところへ飛んでください↓
Simmons(シモンズ)とは?
Simmons(シモンズ)とは、言わずと知れた一流ベッドメーカーで、シモンズマットレスが高級ホテルの代名詞にもなっています。
日本での販売を始める当時は輸入して販売する予定だったようですが、日本人の体形や生活習慣にあった製品づくりをするべきだと判断し、神奈川県に立派な工場を建てました。
そして、ポケットコイルマットレスの量産化に初めて成功したことで、非常に良い品質なのに値段を抑ることができ、大人気ブランドとなりました。
【大人気モデル】シモンズ『ゴールデンバリュー』とは?
シモンズ ビューティレストの中でも、『ゴールデンバリュー』というモデルは大人気のベストセラー商品です。
決して安いとは言いませんが、シモンズの中では手の出しやすい価格で、一流ホテルの寝心地を自宅で体験できるのが人気の理由です。
程よい硬さとクッション性を持つスタンダードモデルだからこそ、多くの支持を得ています。
この記事で紹介する『ゴールデンバリュー ピロートップ』は、ゴールデンバリューよりもふんわりとした寝心地で、特に一流ホテルに採用されることが多いモデルです。
ゴールデンバリュー ピロートップ(AA16221)の詳細
ゴールデンバリュー ピロートップの素材・構造
ポケットコイル(6.5インチ, 1.9mm)
ゴールデンバリュー ピロートップは長さ28cmのコイルを約17cm(6.5インチ)まで圧縮することで反発力と耐久性を高めています。
また、銅線の太さは1.9mmのものを使用しており、硬さとしては「ふつう」に該当します。ただ、その他のウレタンなどの影響もありますので、銅線の太さだけが全てを決めるわけではありません。
詰め物(6層×2)
シモンズのマットレスは、コイルの体圧分散・耐久性を最大限に活かすために、詰め物が厚くならないように作られています。
とはいえ詰め物には、寝返りをサポートする「ストレッチバックシート」、耐久性の高い「高弾性ウレタンフォーム」、菌を寄せ付けにくい「抗菌ポリエステル綿」などといった、贅沢な素材がたくさん使われています。
生地(タック&ジャンプキルト)
生地はタック&ジャンプキルトという柔らかい肌触りのキルティングを採用しています。
ゴールデンバリュー ピロートップの耐久性
耐久年数の目安としては15年以上です。
シモンズのウレタンやコイルは品質が非常に良いものを採用していますが、より耐久性を上げるためにウレタンを薄くし、ヘタりやすいウレタン素材に頼らない仕組みにしています。
寝具メーカーの方でも、人によっては「10年」と言う方もいますので、”最低でも10年は期待できる”と考えていると良いかも知れません。
もし値段を耐久年数10年で割ると次のようになります。
178,200円÷10年=17,820円/年
17,820円÷12ヶ月=1,485円/月
長く持つだけで、意外とコスパは悪くないですよね。毎日、高級ホテルのような寝心地で一日を締めくくれます。
「ゴールデンバリュー ピロートップ」と「ゴールデンバリュー」の違い
ゴールデンバリューは2つに分かれます。
- 通常の【ゴールデンバリュー】
- ふんわりとした寝心地をプラスした【ゴールデンバリュー ピロートップ】
構造としてはほとんど同じですが、ピロートップは表面・裏面ともに寝心地をプラスするためのウレタン層が多く入っています。通常の「ゴールデンバリュー」よりも3cm厚くなったことで、ふんわりとした印象を与えたり、隣で寝ている人への振動も伝わりにくくなります。
また、ピロートップはその分値段が高くなります。
ゴールデンバリュー | ゴールデンバリュー ピロートップ | |
---|---|---|
定価(税込) | 176,000円 | 220,000円 |
最安値(税込) | 142,560円 | 178,200円 |
ゴールデンバリュー ピロートップ『AA16221』と『AB2101A』の違い
『AA16221』『AB2101A』どちらも「ゴールデンバリュー ピロートップ」ですが、内容が多少異なります。
AA16221 | AB2101A | |
---|---|---|
厚さ | 32.5cm | 26.5cm |
生地 | タック&ジャンプキルト | 連続キルト |
ポケットコイル | 6.5インチ 線径:1.9mm | 6.5インチ 線径:1.9mm |
詰め物 | ||
値段 | 178,200円 | 144,925円 |
ページ | 詳細 | 詳細 |
厚さの差は6cmありますが、これは詰め物の量によるものです。表に書いてある詰め物が両面で使われているため、6cmの差が生まれます。詰め物を多く使っている方が原価がかかっているため、商品の値段も高くなります。
肌に触れる生地の種類も異なります。『タック&ジャンプキルト』はふわっとした柔らかさ、『連続キルト』はしっかりとした安定感があります。
【評判】ゴールデンバリュー ピロートップの口コミ
良い口コミ
柔らかいけど反発もある
柔らか過ぎるマットレスで腰が痛くなり、硬くしてみたら、それでも身体が痛く、なかなか満足いく寝心地がえられませんでした。そのため思い切って、高いけれど良いものをと、ホテルでも採用されているシモンズにしました。
結果、表面は柔らかいけど柔らか過ぎず、反発もあり、とくに寝起きに身体に問題がありません。高い買い物でしたが買ってよかったと思っています。
Yahoo!ショッピングから引用
ピロートップは心地の良いふんわりとした表面ですが、内側のコイルがしっかりと全身を支えてくれるので、絶妙な寝心地を実現しているのですね!
腰が痛いのが激減しました
寝心地は某高級ホテルに使用しているベットの種類を確認後、特注だった為一番使用感が近い物を紹介していただいたのがこちらのベッドでしたので問題ないと思います。
とてもよく眠れます。
人によって好みの柔らかさ硬さは変わりますが、
彼氏も私も問題なくグッスリ良い目覚めです。
腰痛持ちですが、腰も以前よりもぐっと良くなりました。
朝起きて腰が痛いのが激減しました。
楽天から引用
コイルを40%圧縮しているため、反発力が増し、腰痛持ちの方の悩みも解決してくれるようですね!
寝心地が良い
今のベッドは買った時に結構悩んで家具屋でも色々試して、シモンズのゴールデンバリューのピロートップのやつにした。なんだろう、、とても寝心地良いです_(ˇωˇ」∠)_ スヤァ…
Twitterから引用
マットレス は色々なメーカーを試したわけではないですが、某メーカー後シモンズに戻りました。やはりシモンズは寝心地がとてもよいです。
Amazonから引用
良い夢が見れそう
転勤を機に12年使っていたシモンズのベットマットを買い替えようと色々悩んだけど、もう1度シモンズと思い、購入を決意。今までより、1ランクUPし、いざ体感してみるとマットに包まれるような寝心地でした。
金額は高いですがその分の価値はあると思っています。
楽天から引用
ゴールデンバリューを体験した人は口を揃えて「寝心地が良い」と言っています。
よくない口コミ
かなり探しましたが、よくない口コミ・悪い口コミは全然見つかりませんでした。
安くはないマットレスなので購入前はよく吟味するみたいですが、買ってしまうと至福の睡眠体験に満足するようです。
びっくりするほど悪い口コミがないのでぜひTwitterで見てみてください。
【レビュー】ゴールデンバリュー ピロートップを体験した感想
先日、とあるホテルでシモンズの「ゴールデンバリュー ピロートップ」を体験しました。
- 実際に触ってみてどう思ったか?
- 朝まで寝てみて身体の痛みはなかったか?
など、実際に触れて感じた事について書いていきます。
※シーツをかけたまま写真や映像を撮影しているためマットレスが見えませんが、
ホテルの方へ伺ったところ、こちらのマットレスは【シモンズ ゴールデンバリュー ピロートップ】とのことです。
ピロートップなのにコイルが強くしなやかなので反発力は高め
ピロートップ独特のふわっとした感触がはじめにあるものの、その後はしっかりとした反発を感じます。
動画冒頭では体重およそ70kgの筆者がベッドにもたれかかっていますが、全身が一度浮きそうなほど跳ね返っていて、反発力の高さは伝わると思います。
コイルの跳ね返る力がこれほど強いので、寝返りがアシストされているようで軽い力で打てます。
寝返りが打ちやすいと、「睡眠中の身体の圧迫感が軽減し、疲労がたまりにくくなる」というメリットがあります。
横向き寝でも、きれいな寝姿勢を保つことができる
ポケットコイルは一つひとつ柔軟に沈んだり反発したりするので、身体の曲面に合わせて動き、本来あるべき自然な姿勢を保つことができます。
今回体験したものはピロートップがあるタイプなので、さらにフィット性が上がり、身体のラインが特に複雑になる横向き寝でも快適でした。
高級ブランドならではの”安定感”を感じた
『安定感』というと抽象的ですが、いくつもの要因でそのように感じました。
- フィット性もあるが反発力もあるという絶妙さ
- ポケットコイル独特の寝心地・体圧分散を損なわない詰め物
- シーツ越しでも感じるキルティングの上質なタッチ※キルティングとは、生地の縫い方のことです。
- 約32cmのゴージャスな厚み
高いだけあって、7万円程度のマットレスでは感じることができない重みがあるような印象でした。
身体が疲れていたのに翌朝に痛みはなかった
ゴールデンバリュー ピロートップを体験したその日は、ものすごく歩くことが多く、全身疲れきっていました。
疲れをとるため、ホテルと提携している(?)マッサージを受けようと電話するも、予約がいっぱいで受けられず…。
普段はあまり体を動かさないので次の日が心配だったのですが、朝には疲れや痛みがなくなっていました。しっかり体圧を分散したり、寝返りを促したりして、血流の悪化を防ぐことができていたのかもしれませんね。
しかし、製品の効果を保証するものではなく、ただのエピソードとして参考にしてください。
【まとめ】ゴールデンバリュー ピロートップのメリット・デメリット
- ゴールデンバリュー ピロートップのメリット
-
- トップクラスのコイルと詰め物で耐久性がかなり高い
- やや柔らかめの寝心地でも、反発力があって寝返りしやすい
- 多くのホテルで使われているので体験することができる
- ホテルの寝心地を毎日味わえる
- ゴールデンバリュー ピロートップのデメリット
-
- 値段が高い
- 返品できない
やはり値段はそこそこするのですが、その分長く使えたり寝心地が良かったりと、値段以上の価値は感じました。
ただ返品ができないため、購入前に触れたいという方はゴールデンバリューを導入ホテルで試してからが良いと思います。
この寝心地が毎日自宅で体験できるのは幸せだろうなぁと感じました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。