ウレタンなのに超涼しい!ムアツまくらプレミアムを徹底レビュー

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マツコ・デラックスさんがでかでかとプロモーションに起用されているムアツ枕。
独自の凸凹とした構造で、枕ではなかなか聞かない『血流改善』の工夫がされています。

また、通常なら通気性が悪く、熱がこもりやすいウレタン素材ですが、様々な努力によって『ウレタンなのに涼しい』を実現しています。

高級感溢れるパッケージであるムアツ枕の使い心地はどうなのか?
買おうか悩んでいる方がはっきりと決断できるように、徹底的にレビューしていきます!

長い内容になっていますので、スペックや口コミを飛ばしたい方は上のボタンから飛ばすことをおすすめします。

この枕は『【1万円前後】高級枕10個を徹底比較!おすすめランキング』のうちの1つです。

他の枕も詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。

著者情報
高野 綾太

上級睡眠健康指導士

【上級睡眠健康指導士】

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

睡眠と寝具の専門家。「睡眠の質」と「生活の質」の両立を手助けするために発信。寝具レンタルサービスReBed[リベッド]を運営。マットレス診断・相談はLINEから

  • 177cm
  • 70kg
  • 標準体型
  • 身長:177cm
  • 体重:70kg
  • 標準体型

詳しいプロフィール

目次

ムアツまくらについて

ムアツまくら本体は水洗い不可、天日干し不可、素材は柔らかめです。
カバーは水洗い可、日陰干し推奨、

『ムアツ枕』とは昭和西川から販売されている”点で支える枕”です。
内部の素材が凸凹した構造になっており、これによって圧迫する面積を減らして血行障害を緩和します

ムアツ枕にはいくつか種類がありますが、今回レビューするものはPremiumのMP10000という枕になります。

Premiumは

  • MP10000
  • MP8100

の2種類にに分かれますが、あまり変わらないようです。
今回はMP10000なので、MP8100については途中で簡単に説明いたします。

こちらの章の「構造・高さ調整」にて説明しております。
MP10000とMP8100の違いを見る↓

ムアツ枕の箱には大きくマツコ・デラックスの写真が印刷されています。
ムアツ枕プレミアム MP10000の箱

箱の前面には半分以上の面積にマツコ・デラックスさんが映っています。
なかなかインパクトはありますが、高級感もあります。

ムアツまくらプレミアムを選んだ理由

点で支える枕というのはもちろん気になりますが、それよりも上部は特殊なウレタン、下部には高さが調整できるパイプという組み合わせが珍しくて面白いと感じました。

特殊なウレタン素材とパイプ、メッシュのカバーによってウレタンなのにムレずに快適を実現しています。

ムアツまくらプレミアムの価格

  • MP10000 … 11,000円(税込)
  • MP8100 … 11,000円(税込)

定価はどちらも同じです。また、Amazonや楽天でも基本的にほとんど変わりません。
なので正直、どこで購入しても良いと思います。

新しく住所やカード番号を登録するのが面倒くさいと思ったら楽天やAmazon、
今後他の寝具を昭和西川(公式サイト)で購入する可能性があるなら公式からがおすすめです。

公式サイトから注文しても全品送料無料で、即日配送にも対応しているんですよね。
それに加えて新規会員登録で500ポイントついてくるので500円分お得になります。

ただ、今回レビューするMP10000は公式通販サイトにはなぜか無くて、MP8100になってしまうのでご注意ください。

住所やカードなどの登録が面倒でなければ、公式サイトからの注文の方が後々いいかもしれません。

ムアツまくらプレミアムのスペック

ムアツ枕は一般的な枕と比べて、血行を圧迫しない構造になっています。

上記はムアツまくらと一般的なまくらそれぞれに圧がかけた際の画像です。
ムアツまくらの方が明らかに接触面積が少なく、血行も良くなって通気性も上がります。

血行が良いことと熱がこもらないことは、睡眠の質の向上につながると言われています。

MP10000

MP8100
サイズ縦:37cm
横:60cm
最高:12cm
最低:8cm
縦:37cm
横:60cm
最高:12cm
最低:8cm
重さ約0.8 kg約0.8 kg
素材【本体】
ウレタンフォーム

【カバー】
ポリエステル100%
(パイプ入り)
【本体】
ウレタンフォーム

【カバー】
ポリエステル100%
お手入れカバーのみ水洗い可カバーのみ水洗い可(高さ調整シートは不可)
硬さ普通普通
保証期間なしなし
高さ調整細かいたくさんのパイプウレタンシート2枚
ムアツまくらのスペック

サイズ

ムアツまくらのサイズ:縦37cm × 横60cm × 高さ(最高)12cm

(約)縦 37cm × 横 60cm × 高さ (最高)12cm (最低)8cm

全体的には小さくはないサイズです。

場所によって高さに差があります。
左右は横向き寝にもフィットするように少し高くなっていて、上下は多くの人に合うように片方が高め、もう片方が低めになっています。

下の画像は今回買ったものではない、MP8100のイメージですが本体の構造は同じです。(下の高さ調整が違います。)

ムアツまくらプレミアムの左右の高さは高めになっていて、中央は低め。
また、上下は片方が高め、もう片方が低めになっています。
好みで上下は変えられます。
MP8100のイメージ画像

また、パイプの量を調整して高さを自分好みに変えられることができ、パイプを全て取ると8~9cmほどの高さにまでなります。
(高さ調整に関してはこの後説明いたします。)

[jin_icon_check size=”16px”] 実際に寝転んだときのサイズ感

私の場合だと

※白文字で書いてあるサイズは、私の肩幅です。

構造・高さ調整

上部には特殊ウレタン素材があり、下にはパイプがぎっしりと詰められています。
ストローを細かく切ったようなパイプを減らして、好みの高さにすることができます。
パイプは3つのポケットに分かれています。

上記の3枚の画像のように、右・左・中央のそれぞれのポケットの高さを変えられるようになっているため、
寝返りしたときの高さはそのままでよくても、中央だけ低くするということもできます

写真はMP10000ですが、MP8100ではパイプではなくウレタン素材の高さ調整シートが2枚入っているようです。

お手入れ方法

ムアツまくらプレミアムはMP10000とMP8100ともに、中のボツボツしたウレタン素材は水洗い出来ません
ウレタン素材は風通しの良いところで陰干ししましょう。

カバーはどちらの商品も水洗いできますが、MP8100に関しては高さ調整シートが洗濯できないので注意です。

一方、MP10000はパイプごと丸洗いできます。洗った後は陰干しが推奨されています。

ムアツまくらの口コミ・評判

[jin_icon_like size”16px”]良い口コミ

https://twitter.com/kikimeme4/status/1390516303744495616?s=20

[jin_icon_unlike size=“16px”]悪い口コミ

実際にムアツまくらを使ってみて検証や感想

ここからが実際に使ってみた感じた内容となっています。以下のような順番で説明していきます。

  • 柔らかさ・反発具合の確認
  • 寝転んだ時のフィット感
  • 快眠度(冒頭で記載した快眠度の詳細 7項目)
  • 素材の臭い
  • 感想

反発具合・柔らかさの確認

ムアツまくらの反発具合の確認

ムアツ枕の特殊ウレタン素材は低反発ではなく、手を離したらすぐに元に戻ってきます。
硬すぎず、柔らかすぎずでいい感じです。

上から触ったり、頭を置いてみても下のパイプの感覚はないので、パイプ枕が好きではない人でも問題なく使用できます。

寝転んだ時のフィット感

快眠度3.9 の詳細

快眠度とは、数日間使用した上で7つの項目を採点し、その平均値を出したものです。
その7つの項目は以下の通りです。

  • 寝返りのしやすさ
  • 寝転がったときの負担の無さ
  • 朝起きた時の違和感の無さ
  • 適切な硬さ・柔らかさ
  • カバーの肌触り
  • 安定感(ホールド感)
  • 蒸れにくさ(通気性)

※私個人が評価したものであり、快眠を保証する物ではありません。
※また、素材の好み・手入れの仕方などは数値として考慮していないため、枕の総合的な評価ではございません。


ムアツまくらプレミアムのそれぞれの点数は以下になります。

寝返りのしさすさ:4.0
寝転がったときの負担の無さ:4.0
朝起きた時の違和感の無さ:4.0
適切な硬さ・柔らかさ:4.0
カバーの肌触り:4.0
安定感:2.5
蒸れにくさ(通気性):4.5
快眠度:3.9

[jin-fusen3 text=”寝返りのしやすさ 4.0″]

そこそこ大きめなので寝返りの際に落ちることはあまりないかと思います。
また、左右が横向き寝用に高く設計されているので自然にフィットします。

ムアツまくらでの寝返りの様子

[jin-fusen3 text=”寝転がったときの負担の無さ 4.0″]

元々高すぎず低すぎず作られているうえに、パイプで細かく高さを調整できるのである程度融通が利く枕になっています。
首元も人間の形に合うように、わずかにカーブが施されているので悪くはないです。

[jin-fusen3 text=”朝起きた時の違和感の無さ 4.0″]

一切ないとは言いませんが、首が比較的軽く感じました。

[jin-fusen3 text=”適切な硬さ・柔らかさ 4.0″]

硬さはちょうどいいです。
沈み込みすぎないことで寝返りもしやすいのだと感じました。

[jin-fusen3 text=”カバーの肌触り 4.0″]

枕の白い部分はメッシュで涼しい雰囲気で、首元のゴールドの部分はふわふわとしていて気持ちが良いです。
白い部分は手で触ったときには肌触りがいいとは感じませんが、寝ることを考えるとプラスなので4.0点を付けました。

[jin-fusen3 text=”安定感 2.5″]

パイプと特殊なウレタンで通気性を重視しているため、枕自体が軽めになっています。
それによって、ちょっと寝返りや体を動かしたりするとズレてしまうことがあるのが難点です。

[jin-fusen3 text=”蒸れにくさ(通気性) 4.5″]

全然首元の暑さを感じないので、夏でも大活躍すると思います。

素材の臭い

私は臭いはあまり感じませんでした
ネットの声を調べていてもそのような口コミは見つからなかったのであまり問題がないのだと思います。

ですが枕が入っていた箱には、このように書いてありました。

ウレタンシート特有のにおいが感じる場合は、しばらく空気にさらしてください。

新品のウレタンの臭いが気になる場合は空気に触れさせておくことで臭いが薄まっていくとのことです。

感想

ムアツまくらプレミアムは全体的にはバランスの良い枕でした。

少し難点を言うならば、枕の安定感が少なく、たまにずれてしまうことです。
軽さとカバーのツルツルした素材によって少し滑りやすくなっているのだと思います。

しかし、その他は結構優秀です。
まず、ウレタンなのに通気性が良いのは、私自身体感することができました。

『スタンフォード式最高の睡眠』でお馴染みの西野精治さんは次のように言っています。

頭部の熱を放出することで良質な睡眠を手に入れることができる。

スタンフォード式 最高の睡眠 (著) 西野 精治

西野精治さんが代表を務める株式会社ブレインスリープから販売されている通気性を極めた高級枕はこちら

つまり、枕の通気性が良いと睡眠の質は向上するということがデータによってわかっているのです。

今回レビューしたムアツ枕プレミアムは、あらゆる面で通気性を向上させる工夫がされています。

  • 高さ調整がパイプになっている(MP10000のみ)
  • 特殊なウレタン素材でバツグンの吸湿性と放湿性
  • たくさんの点によって空気の通り道をつくっている
  • 非常に通気性の良いメッシュのカバー

さらに、枕を探すうえで高さ調整ができるのは非常に強いです。

パイプでかなり細かいレベルで高さを変えられるのに加えて、上下を入れ替えることで首元の高さまでも好みに合わせることができるのが結構大きなポイントだと思います。


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