フィッティピローとは、4つに分かれたエリアの高さをそれぞれ細かく調整できる、半オーダーメイド枕です。
中身はウレタンフォームとパイプだけでできており、全て抜いてぺったんこにまでできるので、合わなくて失敗するということが少ないのが特徴です。
フィッティピローに限らず、個人差が大きい枕では高さの調整が可能なのは重要だと再確認させてくれました。
気になる方はぜひ最後までご覧ください。
長い内容になっていますので、スペックや口コミを飛ばしたい方は上のボタンから飛ばすことをおすすめします。
この枕は『【1万円前後】高級枕10個を徹底比較!おすすめランキング』のうちの1つです。
他の枕も詳しく紹介しているのでぜひご覧ください。
【アイメイドシリーズ】フィッティピローについて
フィッティピローを選んだ理由
「高さ調整の幅が広いと枕は失敗しないのではないか?」
という仮説を立て、こちらを購入しました。
フィッティピローの価格
フィッティピローは公式サイトのみで購入が可能です。
楽天やAmazon、ヤフーショッピングなどでは販売されていません。
フィッティピロー:7,480円(税込)
フィッティピローのスペック
フィッティピロー | |
---|---|
サイズ | 縦:43cm 横:63cm 高さ:7cm(標準) |
素材 | 【本体】 パイプ 【高さ調整シート】 ウレタンフォーム 【カバー】 綿100% |
お手入れ | 高さ調整シート以外洗濯可能 |
硬さ | かため |
保証期間 | 購入後60日間 |
高さ調整 | パイプとウレタンフォームのシート2種類 |
サイズ
縦 43cm × 横 63cm × 高さ 7cm
高さは届いた時は7cmですが、高くすることも低くすることもできます。
高さ調整に関してはこの後説明します。
[jin_icon_check size=”16px”] 実際に寝転んだときのサイズ感
※白文字で書いてあるサイズは、私の肩幅です。
高さ調整
高さ調整の方法は2種類あります。
- ウレタンフォームシートの有無
- パイプの調整
[jin-fusen3 text=”ウレタンフォーム”]
厚さ約2cmほどのシートを抜いて低くすることもできます。
[jin-fusen3 text=”パイプの調整”]
パイプの量を調整することで、高くしたり低くしたりできます。
高くするには、付属している50gのパイプを使用するか、低くしたい場所のパイプを代わりに移すかの2つの方法があります。
お手入れ方法
中のウレタンフォームの高さ調整シートを取り出せば、洗濯機で丸洗いすることができます。この際、ネットを使用します。
洗濯した後は、風通しの良い室内で陰干しをするように、と記載されています。
保証期間、返品保証
返金保証制度はありません。
ですが、メーカー責任によるパーツの欠品や不良加工などの初期不良は、購入後60日間は保証の対象となります。
フィッティピローの口コミ・評判
大手ECショップで販売されていないのに加えて、それほど話題ではないようなので口コミを見つけることができませんでした。
実際にフィッティピローを使ってみて検証や感想
ここからが実際に使ってみた感じた内容となっています。以下のような順番で説明していきます。
- 柔らかさ・反発具合の確認
- 寝転んだ時のフィット感
- 快眠度(冒頭で記載した快眠度の詳細 7項目)
- 素材の臭い
- 感想
反発具合・柔らかさの確認
上の面はパイプなので硬めでフィット性は低いです。
裏面の高さ調整シートは低反発ウレタンなので、パイプだけの枕よりもふわっとする感覚です。
寝転んだ時のフィット感
私は最初のままではあまりフィットしませんでしたが、頭部分を低くして、首元を高くしたらわりかし合いました。
快眠度3.4 の詳細
快眠度とは、数日間使用した上で7つの項目を採点し、その平均値を出したものです。
その7つの項目は以下の通りです。
- 寝返りのしやすさ
- 寝転がったときの負担の無さ
- 朝起きた時の違和感の無さ
- 適切な硬さ・柔らかさ
- カバーの肌触り
- 安定感(ホールド感)
- 蒸れにくさ(通気性)
※私個人が評価したものであり、快眠を保証する物ではありません。
※また、素材の好み・手入れの仕方などは数値として考慮していないため、枕の総合的な評価ではございません。
フィッティピローのそれぞれの点数は以下になります。
[jin-fusen3 text=”寝返りのしやすさ 3.0″]
フラットな枕なのですが、左右のポケットの境目(段差)が少し気になります。
横向き寝用に高めにしたいのですが、寝返りを妨げているような気がします。
[jin-fusen3 text=”寝転がったときの負担の無さ 4.0″]
正しい高さに調整すれば負担は感じにくいです。
[jin-fusen3 text=”朝起きた時の違和感の無さ 4.0″]
特別痛みを感じませんでした。
[jin-fusen3 text=”適切な硬さ・柔らかさ 3.0″]
パイプなので仕方ないですが、あまり形状が変化しないのでフィットはしにくいですね。
[jin-fusen3 text=”カバーの肌触り 3.0″]
カバーは綿100%で、個人的にサラサラした素材が好きなので3.0になっています。
[jin-fusen3 text=”安定感 3.0″]
中身はほどパイプなので軽くて、安定感はそれほど感じられません。
[jin-fusen3 text=”蒸れにくさ(通気性) 4.0″]
パイプと綿のカバーで通気性は結構良いと思います。
素材の臭い
素材の臭いはあまりしませんが、強いて言うなら高さ調整シートのウレタンの臭いを感じます。
ほかの枕よりは全然やさしいです。
感想
オーダーメイドという響きはいいですが、残念ながら『部位ごとに高さを変えられる枕』で正直片付いてしまいます。それ以上でもそれ以下でもなく、性能の割に値段が高いかなという印象です。
個人的にパイプと綿があまり好みではないというのも大きいですが、他人には勧められないと思ってしまいました。
ただ、やっぱり高さが自分に合っているということは枕においてはすごく大切だと気づきました。
硬くて好みでない素材でも、高さをあわせられたので痛みが少なかったです。
もし、パイプも綿も好きだという方がいたら、もしかしたらフィッティピローはすごく良いものになるかもしれません。
メーカーさん、販売会社さんには失礼な内容となってしまいましたが、嘘は書けなかったので誰かの役に立てば嬉しいです。
フィッティピロー以外にも、同じ金額帯でたくさんの枕をレビューしているのでそちらも参考にしてみてください。